2018.02.15(木) No.58 から

都労委第10回調査/和解に向けて一歩前進

傍聴支援38人の参加で大日本を圧倒

 DNPファイン解雇・二重偽装請負事件の解決をめざし、大日本印刷本社、DNPファイン社に団体交渉を求めて申し立てをした東京都労働委員会で、112日(金)10時から第10回調査が開かれました。

 

 当日の調査は、前回、前々回の和解協議の経緯を踏まえて、申立人・全印総連、当事者・橋場さんからの和解解決に向けての要求案について、大日本印刷本社側が持ち帰り、その回答をする状況の下で行われました。

 

 最初に会社側が呼ばれて、和解解決に対する回答と説明の聞き取りが行われ、次に組合側が呼ばれ、会社解決案について意見を求められました。申立人代理人・井上弁護士が代表して「会社解決案は、昨日(11日)の午後に届いたもので当方としては、今日のところは持ち帰らせていただきたい、そのうえで検討したい旨」述べた。次回は申立人側から検討結果を回答することになりました。

 

 次回調査は221()15

 

 大日本印刷側の解決案は、①遺憾の意の表明②解決金、他という概要。

 

 会社側が解決金の支払いは一切応じないと主張していたのに応じることに変わったのは「あくまでも争議の早期解決のための決断」と会社側は述べていたことがわかりました。

 

 調査後の報告会で、井上代理人は「会社の解決案は昨日の午後、FAXが届いたもので、今日の段階で見解を述べられるはずもない」、「解決金額について代理人間の電話でのやり取りはあったが、組合が想像できるレベルではない」と発言されました。

 

 当日参加した桐原ユニオンの争議団から争議現状について「都労委の勝利命令後も会社の組合敵視、反省は全くない。図書印刷への営業譲渡問題で、さらに労使関係正常化は遠のいている。一括の争議解決をめざして頑張りたい」と報告とさらなる支援の訴えがあった。

 

 是村委員長は「本日は忙しい中を支援に駆けつけていただきありがとうございます。今日のところでは一歩前進との受け止めですが、問題点は沢山あって、今後、全印総連として当該の橋場さんと一緒に争議解決に向けて頑張ってまいります。今後一層のご支援をお願い致します」。

 当該の橋場さんは「駆けつけていただきありがとうございます。今日は一定の評価はしなければいけないとは思います。が満足のいくものではありません。私のこれっておかしい、許せないと思った原点は、大企業がこんな違法行為をしていいのか、と思ったことです。大日本印刷が全く関係ないというのは納得できません。私も早く解決したいです。争議全体として考えていかなければならないこともわかります。が、納得のいく解決のために頑張ります。今後ともご支援をよろしくお願いします」と決意を述べました。

What's New

2005/02

 DNPファインで働き始める

2009/01

 “業績不良”で突然の解雇

2009/07

 さいたま地裁に提訴

2013/04/01(月)

 ▼ホームページ開設

2015/03/25(水)

 さいたま地裁が不当判決

2015/03/31(火)

 控訴

2015/07/13(月)

 第1回東京高裁

2015/11/11(水)

 東京高裁が不当判決

2016/07/20(水)

 最高裁が上告棄却

2016/08/25(木)

 都労委第1回調査

2018/05/12(土)

 ▼ホームページ更新