2018.01.01(月) No.57 から

DNPファイン解雇・偽装請負争議を勝たせる会/第8回総会

 1128日(火)1830分より、文京区民センターで「DNPファイン解雇・偽装請負争議を勝たせる会」の第8回総会が行われました。

 

 是村全印総連委員長は開会挨拶の中で、9年間の長きに渡る争議への支援のお礼と共に、現在東京都労働委員会では、大日本印刷が9月に『遺憾の意を表明する』だけで、社前での宣伝をするな等、争議解決の経過などに関しての口外条項の縛りが多きい内容だが和解案を出させたことは、これまでの運動の成果である事を確認し、次回1130日の都労委の調査では組合側の対案を提出する段階にある事を紹介しました。その後、全印総連・東京地連・合同支部の深野さんが総会の議長へ選出されました。

 

 勝たせる会代表幹事を代表してMIC小林基秀議長(新聞労連委員長)は、長引く争議で苦労する事もあるがMICの仲間が中心となって支援してきたこと、社前抗議行動等成功させてきた事、これからも、皆さんの力で争議解決させましょうと挨拶をされました。

 

 事務局長の菅沼さんからは、諸事情でニュースの発行が滞り、各行動後の速報チラシで対応してきたことを詫び、総会資料の「主な活動報告」を参照しながら1年間の活動報告を行いました。会計担当の小澤さんからは財政報告と共に、会計監査への報告が遅れ、総会後になるが会計監査を行った後に総会報告ニュースに会計監査を同封させて頂きたいと提案がありました。

 

 その後、討論に入りました。全印総連京都地連からかけつけて頂いた村上さん、映演共闘の緒方承武事務局長、民放労連関東地連の杉本好造さん、出版労連の北健一さん、全印総連東京地連から美濃島さん、石井さん、江中さん、山田さんが激励、さまざまの視点、角度からの発言を行い、活発な討論となりました。

 

 菅沼事務局長のまとめのあと、新役員の提案と議事の採択が行われました。

 

 争議団紹介では、全印総連・京都地連の村上さんから、プリントパックの再びの不当労働行為への闘いの開始の報告と支援要請がありました。

 

 その後、橋場さんが闘いをはじめて9年が経過する中での悩みや苦しみ、勝たせる会総会が8回となった現在の心境を真摯に語り、「がんばるのでよろしくお願いします」と結びました。

 

 最後に出版労連・高鶴淳二副委員長から、今後のニュースには「私も勝たせる会に入りました!」とか、「今月は何人増えました」という掲載もほしい。争議解決が見え始めてきた難しい時期だが仲間を信じて闘っていきましょう。と閉会挨拶のあと小林代表幹事の「団結ガンバロー!」で総会を終えました。出席者は42人でした。

 

宣伝などのご紹介

 DNPファイン争議では、全印総連・東京・合同支部が、早期解決を求める行動として、宣伝活動に力を注いでいます。DNP市ヶ谷本社前、DNP市ヶ谷宣伝ビル前、埼玉県JR久喜駅前宣伝、埼玉県上福岡工場前と駅前宣伝、大日本印刷北島社長宅周辺にビラ配布など、1ヶ月間で宣伝を5箇所のペースで行っています。

MIC争議支援総行動・大日本印刷本社前社前行動

 1124MIC争議支援総行動が行われました。全印総連は夕方1630分から争議の内容と争議の早期解決を求める宣伝行動を行い、MICの行動は17時~30分間行いました。

 主催者を代表して小林基秀議長から挨拶を頂き、全印総連・是村委員長から。80人の支援を受けての社前行動は、DNP側に対し争議の早期解決をアピールしました。

全労連・東京地評争議支援総行動

 127日(木)全労連・東京地評争議支援総行動が、大日本印刷本社前で行われました。主催者を代表して全労連の長尾ゆり副議長から挨拶があり、産別を代表して全印総連・是村委員長から挨拶がありました。その後、連帯の挨拶を、新宿区労連岡村稔事務局長、MICから岩崎貞明事務局長から頂きました。橋場さんの決意表明があり、要請書をDNP本社に届ける、要請団を送りだしました。シュプレヒコールは全印総連・日本機関紙印刷所労組・建吉さんが元気よく行ないました。行動参加は82人でした。

「勝たせる会」納涼会

 825日、()きかんし・7F食堂をお借りして、納涼会を開催しました。70名の支援者が集まり、気軽に飲食しつつも、今後の闘いへの思いを確認しあいました。

 

 1830分に開会しての冒頭、代表幹事の小林さん(MIC議長、新聞労連委員長)があいさつしました。「世界的大企業がやることか。」とDNPを糾弾した上で、新聞労連が解決した長期争議での当該の厳しさにふれ、「一刻も早い解決を勝ち取ろう」と呼びかけました。

 出版労連の大塚副委員長(都労委労働者委員)から、今後の都労委調査の見通しを述べました。この日は、全印総連の中央執行委員会が開かれた事もあり、全印総連の地方地連幹部の発言がありました。その後、当該の橋場さんの決意表明があり、最後に是村委員長が挨拶し、闘いの決意をのべました。

東京地評争議支援総行動

 914日に東京地評争議支援総行動の一環として、大日本印刷本社前社前行動が取り組まれました。

 主催者を代表して東京地評・川口英晴副議長が挨拶をしました。次に産別を代表して是村委員長が「会社は東京都労働委員会の場で解決のため、話し合いのテーブルについて具体的な交渉をしていくことを決断してもらいたい」と訴えました。その後、江東区労連・中村元事務局次長、地元新宿区労連・鈴木等副議長から連帯の挨拶がありました。最後に当該の橋場さんから争議支援の御礼の挨拶と今後の決意表明がされました。この後、要請書を出すべく要請団を送り出しましたが、大日本印刷の側は敷地内に要請団を入れるのを拒否しました。いつもどおりに広報課の社員が要請書を受け取るだけの対応しかしませんでした。光陽メディア労組の夏目さんがシュプレヒコールの発声をし、参加者全員で抗議の声をあげ、社前行動を終えました。

第7回調査

 DNPファイン偽装請負争議の第7回調査が、96日午後140分から東京都労働委員会でおこなわれました。まず代理人である笹山弁護士から労働委員会に提訴した趣旨説明があり、是村委員長から、大日本印刷とDNPファインに出した要求書の説明がありました。

 

 要求書では「職場復帰(雇用)か、解決金か、遺憾の表明か」などを求めています。要求書で触れていますが、この争議は9年近くにも及んでいますが、いまだ会社の態度表明はされていません。会社側代理人からは、「要求書は、本日見たため、会社としてはまだ検討していない。次回までに検討する」という返事を得ました。

 

 「調査」後の集会で笹山弁護士は、「今が大切な大きな場面である。調査が短い時間で、何しに来たのかと思うかもしれないが、多くの人が集まってくれ、会社に対して注目されている事件であることがアピールできて良かった。会社側は裁判の結果を言うが、労働局とさいたま地裁で偽装請負があったことは認定されており、違法があったことは否定できない」と説明がありました。

 

 その後、出版労連・桐原書店、JMITU、出版・廣川書店などの争議団からの訴えと御礼がありました。最後に橋場さんから「傍聴支援をありがとうございます。私のできることは精一杯やります。勝つまで頑張りますのでご協力を…」という力強い決意表明がありました。

 笹山弁護士の言われたとおり短時間の「調査」でしたが、大切な場面で多くの支援者が参加した意義ある傍聴支援となりました。

第8回調査

 101210時から東京都労働委員会第8回調査が開かれました。傍聴支援に全印総連18人を含め、出版、民放、電算、映演、映演共闘、音楽と文京区労協、CU東京文京、JMITU、東京争議団など36人の参加で審問室はほぼ満席となり、この事件の重要性がアピールできました。前回96日の調査で組合は労働委員会に対し、和解の為に尽力していただきたいとの「上申書」を提出しました。会社へは和解のテーブルに着かせるための要求書を出し、今回の調査でどのような回答をするのかが注目点でした。調査の期日直前に会社から「和解案」が提出され、労働委員会で、何点かの質問や確認が行われました。組合が求めている解決案とは程遠く、次回までに組合からも具体的な解決の為の対案を出すことが確認され、次回の期日が決まりました。全印総連から3者委員に対しては「上申書」の通り労働委員会での和解をめざしたいので、引き続き尽力をお願いしました。調査後の報告会では、東京法律の井上幸夫弁護士から、会社から出てきた和解案について会社代理人の弁護士との確認事項など今回の調査のポイントを解説していただき、質疑応答がありました。また出版・桐原ユニオン争議団から争議の現状報告があり、最後に橋場さんから傍聴支援の御礼と今後の争議支援総行動や勝たせる会総会など当面の取り組み支援の訴えがありました。

第9回調査

 1130日(木)、午前10時過ぎから東京都労働委員会で、DNPファイン争議の第9回「調査」が行われました。最初に笹山弁護士から、今回提出の組合側和解案の主旨説明がありました。三者労働委員に対して、その後、橋場さんから和解に関する当該者の考えと気持ちについて陳述しました。組合側が「対案」を出しました。公益委員から「会社側は、この場では答えられない、次回での検討となる」という説明がありました。傍聴支援で32人の参加を頂きました。

 次回は112日(金)午前10時から第10回調査が行われます。今回の注目は、前回組合が提示した要求案の対案に対する回答が、DNP側から出る予定です。多数の傍聴支援をよろしくお願いします。

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