2015.08.06(木) No.44 から

控訴審 第1回裁判開かれる

「まじめに働く者を犠牲にしないで」橋場さんが訴え

 「DNPファイン解雇・偽装請負争議」の控訴審・東京高裁第1回裁判が、7月13日午後2時から霞が関の東京高裁第825号法廷で行われました。
 傍聴には支援の方々65人が駆け付け、50席余りの傍聴席から溢れ、控室で待機して頂きました。
 冒頭、竪弁護士が意見陳述に立ち「さいたま地裁は職安法44条違反と労基法6条違反であると認定しておきながら、被告らに何ら責任を負わせず、法の趣旨にも、公平性にも、正義にも反する」と陳述しました。
 続いて橋場さんが陳述に立ち「同じような二重偽装請負で働いていたのは350人以上だった」「2009年に200人規模で解雇され、多くの労働者が生活基盤をボロボロにされた」「提訴して6年、幾度も心が折れそうになったが、長きにわたり闘い続けられる大きな理由は、裁判所は公平な視点で事件を捉え、判断して頂けると信じていたからだ」「簡単に首を切られる労働者をこれ以上出してはいけない」と訴えました。
 被告DNPファイン側は「控訴答弁書」を当日に提出する不誠実な姿勢。内容も「さいたま地裁の『職安法44条違反』『労基法6条違反』の判断は間違っている」としており、裁判長から「控訴人(橋場さん側)の控訴理由書に噛み合った答弁書とするように」と訴訟指揮を受け、8月20日までに出し直しを命じられました。
 裁判は約30分で終了。次回裁判は10月7日(水)11時から、東京高裁808号法廷で開かれます。
 裁判終了後、隣りの弁護士会館で報告集会が行われ、こちらにも多くの支援者が参加しました。
 報告会の冒頭、勝たせる会の是村代表委員(全印総連委員長)が挨拶。傍聴参加へのお礼とともに国会情勢にもふれながら、支援を続け勝利を勝ち取る意義を改めて強調しました。
 続いて、竪弁護士が報告。「DNPファイン側の答弁書が当日届いた」「地裁で法律違反が認定されているにもかかわらず、相変わらず違反の事実が無いとの主張のみ」「控訴審での反論が噛み合っていないことが、裁判長からも指摘され、再提出を命じられた」「8月20日までに相手から答弁書が届く事になっている。そして次の裁判となる」「闘いはまだまだこれから、橋場さんを多くの仲間で支えていきましょう」と発言しました。

「公正な判決を求める要請書」

一回り二回り…多くの方々に!!

 東京高裁へ向けた「公正な判決を求める要請書」署名を、周りの方々に広めて頂くようお願いいたします。
 7月10日(金)に第1回目の要請書提出を行い、460筆提出しました。
 2回目は8月末の予定です。よろしくお願いいたします。

署名用紙はこちら 個人署名用 団体署名用

雇用共同アクション 国会前行動

派遣法改悪案廃案へ!

橋場さんも訴え

 “派遣法”“労働時間法”など働くルールの改悪を推し進める法案が国会で審議されていますが、国民の闘いと野党の国会論戦で、政府の趣旨説明とは正反対な悪法であることが明らかにされてきています。
 “派遣法”では「労働契約申込みみなし制度」が10月1日に施行されるため、当初その前の9月1日に「繰り返し派遣制度」を成立させようとしていましたが、衆院での“戦争法”強行採決などの影響で、日程がずれ込み、9月1日成立を阻止できる可能性が高まっています。
 7月28日(火)、8月4日(火)の雇用共同アクションが主催した国会前での集会では、なんとしても3度目の廃案に追い込もうと、情勢報告や、当事者の訴えが行われ、橋場さんも争議の状況とともに「派遣先が責任を負わなくてどうするのか」「改悪されたら裁判もできない」「必ず廃案に!」と闘い切る決意を語りました。

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