2014.12.22(月) No.39 から

さいたま地裁結審

判決は3月25日(水)13:10~

 第27回裁判が12月17日(水)11時30分から行なわれました。裁判では、原告・被告双方が最終準備書面を提出。原告代理人・竪弁護士が口頭陳述、橋場さんは意見陳述を行いました。傍聴には、法廷の外で待つ人も出る54人が駆け付けました。
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 原告代理人・竪弁護士は最終準備書面の口頭陳述をもとめ、迫力を持って本件事案の構造と被告の違法性を訴えました。
 ユニ社がファイン社に労働者を調達・提供する構造/二重偽装を行なっていた事実/何もしていないミクロテクニカ社が介在し1時間600円ものピンハネをしていた事実/委託契約の流れ/ファイン社による指揮命令/請負契約(出来高払い)が“時間給”である矛盾/さいたま労働局の臨検の事実と、偽装請負の認定と、是正指導/被告は、さいたま労働局の事実誤認としているが、是正のための“返答書”を提出している事実/ミクロ社は客観的証拠は全く提出していない事実/労働者供給契約・中間搾取契約にあたり契約自体が無効である事/職安法44条違反、労基法6条違反である事/ファイン社には黙示の雇用契約が存在すること…等々。
 「この事案は被告3社による極めて悪質な共同不法行為」であるとしました。
   ◇
 続いて橋場さんが、結審に当たり意見陳述を求め発言しました。(以下、発言要旨)
 私は解雇されて、何かおかしいと思い自分自身で分からない事を一つひとつ調べていきました。それで分かった事は、偽装請負という働き方や二重ピンハネされていた事実でした。
 今回の裁判を通じてファイン社の指揮命令の事実をお話ししました。二重帳簿の事実もありました。
 しかし、被告3社は偽装請負の事実はないと強弁し、私の身に覚えのない書いた事もない書類を証拠として提出しています。明らかに偽造証拠です。
 大企業・大日本印刷の関連企業がこのような卑劣な手立てを講じてくる事に驚くと共に、大企業としての社会的責任を問わずには居られません。
 最後に、裁判所が提訴以来5年5箇月にわたって丁寧な審理を重ねて頂いた事を感謝いたします。…と思いを込めて陳述しました。
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 その後、裁判長が原告と被告に「和解の可能性があるか」と問い掛けたのに対し、竪弁護士は「裁判所の判断に任せたいと思います」と答え、被告代理人は「無理かと思う」と答えました。
 それにより裁判長は「判決は3月25日の午後1時10分」とし裁判は終了しました。
   ◇
 場所を移して「裁判報告会」が開かれ、裁判のポイント報告と、質疑応答が行なわれました。
 竪弁護士は「被告は、偽装請負ではなく派遣法違反の範囲内に留めようとしている」「松下PDP判決以来“派遣法違反はたいしたことはない”とされているからだ」「本件は、松下の事案とは違い、被告3社が関わっている二重の偽装請負であることを主張してきた」「和解の問いかけには、こちらから否定することは得策ではないので、裁判所の判断に委ねると答えた」「(被告の姿勢から)一審での決着はないのでひきつづき支援をお願いします」などの話しがありました。各争議団からも多くの参加で支えて頂きました。
  

MIC 争議支援望年パーティーに 260人

 MIC(日本マスコミ文化情報労組会議)の争議支援望年パーティーが12月5日(金)夜、東京・文京区内で開かれ260人が参加し、各争議の早期勝利解決への決意を改めて固め合いました。
 昨年は、秘密保護法や派遣法をめぐり国会情勢が緊迫するなか延期し、今年4月25日(金)に「すべての争議の勝利をめざすMIC2014メーデー前夜祭」として取り組まれました。
 今回の望年パーティでは、恒例の各争議団紹介と併せ「産経奨学生争議」の解決報告もあり、皆さんの祝福を受け、新たな門出にカンパも寄せられました。
 余興は、震災復興支援の想いも込め、岩手県大船渡市の銘菓「かもめの玉子」の早食い競争。映演労連の渡辺さんが優勝賞品「黄金かもめの玉子」を手にしました。

争議支援総行動

▼11・21 MIC争議支援総行動

 MIC争議支援総行動が11月21日(金)に取り組まれ、大日本印刷本社前行動には、この行動では過去最高となるの130人が参加しました。
 新崎(あらさき)MIC議長、是村代表幹事(全印総連委員長)、岡村幹事(新宿区労連事務局次長)が挨拶に立ちました。
 新崎さんは、新聞労連委員長並びにMIC議長に就任した後の初の争議支援総行動となりました。

▼12.3 全労連・東京地評争議支援総行動

 全労連・東京地評が主催する「争議支援総行動」が12月3日(水)に取り組まれました。
 MICの仲間など38団体・107人が参加。「橋場さんを職場に戻せ!」など、大日本印刷に対し親会社として争議解決の責任を果たせと迫りました。
 要請行動では、会社として責任のある回答をせよと迫り、それが出来ない場合は社長宅へ直接要請に行かざるを得ないと迫りました。

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