2013.12.23(月) No.31 から

大日本印刷本社前 抗議・要請行動

 大日本印刷に対する抗議・要請行動が、11月29日(金)MIC争議支援総行動の一環として、12月4日(水)全労連・東京地評争議支援総行動の一環として行なわれました。
 MICの取り組みには98人が、全労連・東京地評の取り組みには90人が、大日本印刷本社前の行動に参加し、DNPファイン争議の解決に親会社として責任を持って対応するよう要請しました。

11月13日(水) 第23回裁判

 被告側企業のDNPファインエレクトロニクスとユニデバイスの現場責任者2人に対する原告側からの反対尋問を中心に行われました。
 被告側は人証尋問では一貫して、橋場さんが「職場から浮いている特別な存在」「ユニデバイスは職場で指揮命令、監督をしてきた」と主張してきました。この主張を、今回覆す証言を引き出せるかどうかが焦点です。
 ファインの亀川氏、ユニの八木沢氏ともに原告からの反対尋問とあって主尋問とは打って変わって慎重な受け答えと、班編成やQC活動などの核心部分にはあいまいな答えや、ユニが指揮して現場には命令者がいたとの証言に終始しました。
 それでも、現場作業について「ユニが教えきれなかった部分はファインが変わりに教えた」、QC活動について「参加者はファインとユニのメンバー」「QCの管理はファインが行っていた」など重要な証言も引き出しました。
 DNP側の固い壁に阻まれながらも、原告主張と真っ向から対立する部分の虚構のシナリオのほころびも出てきました。
 最後に被告側から「シナリオ」を補強する質問がだされました。橋場さんが前回「作業報告書の署名は偽造だ」とした部分は「○○さんが代筆した」などと弁護する「証言」をして、まさに裁判でも「二重偽証」をしていました。(合同支部・金子 強)

11月20日(水) 第24回裁判

 原告の橋場さんに対する被告側の反対尋問が中心でした。
 DNP側は「ユニと契約し給料を受け取っているのだから、ファインと雇用契約があるとの主張は根拠がない」「ユニが現場で指揮して働いてきた」とのシナリオ(主張)から質問。
  しかし、これは橋場さんから「現場ではファインからすべて教育や指示、管理がされていた」「ユニの現場のリーダーは存在しなかった」として、職場での指示 や命令、管理・監督はユニではなくファインであることが明らかになって、用意していた進行表通りには進みませんでした。
 橋場さんの賃金に「リー ダー手当て」の項目があるのを根拠に「リーダー的働きをしていた」事実を引き出したかったようですが、橋場さんは「時給がアップした理解で、リーダーの役 割の指示は一切なかった」として否定。ユニ側が手当て名目や現場の班編成表(後からの偽造の可能性も)を証拠に労働者間で指導・被指導の関係があったかの ように繕う姿が浮かんできました。
 被告側が現場作業の具体的な事例についての質問を繰り返すたびに、「契約上はユニだが、仕事の指揮・命令はファイン」であることが明らかになっていく有り様でした。
 橋場さんの証拠提出に対して「企業機密の持ち出しの責任は」を問い詰めるも、橋場さんは「監督所からは証拠が必要」「自分の身を守るため」「労働局や裁判以外には使用していない」との反論にそれ以上追及できなくなりました。
 ユニの八木沢氏が尋問で責任ある明確な答弁ができなかったため、追加の証人申請を原告側は行いました。
 次回、裁判所の判断があります。
 裁判のヤマは越えましたが、今後の裁判所に対しての支援要請など公正な判決を勝ち取るためにさらなる詰めの法廷外の大きな闘いが重要になると思います。 (合同支部・金子 強)

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